消費者信頼感が2カ月連続上昇、悲観的な見方弱まる(20年8月6日)
7月は現在の経済状況に関する指数が50.7で、前月から4.9ポイント上昇。7カ月ぶりに前月を上回った。詳細をみると、過去半年と比べた現在の雇用情勢に関する指数は30.4で、5.9ポイント上昇した。現在の収入に関する指数は6.3ポイント上昇の53.1。現在の耐久財の購入意欲に関する指数は2.5ポイント上昇して68.5だった。これらの詳細項目はいずれも7カ月ぶりに前月を上回った。
経済の先行きに関する指数は121.7。前月からは0.1ポイント低下し、2カ月ぶりに前月を下回った。詳細をみると、向こう半年の収入に関する指数は125.4となり、前月を1.6ポイント下回った。向こう半年の雇用情勢に関する指数は114.5で2.6ポイント低下。向こう半年の事業活動に関する指数は125.3となり、3.9ポイント上がった。
中銀は00年6月から消費者信頼感指数を集計。19年5月に最高の128.2を記録したが、その後は低下傾向にある。
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