ハウス食品、首都東郊にカレールウ工場(25年4月21日)
ハウス食品グループ本社は18日、ジャカルタ東郊に家庭用・業務用カレールウの工場を設立すると発表した。2027年に稼働を開始する予定。イスラムの戒律に沿っていることを示すハラル認証を取得した製品を生産し、インドネシア国内のほか、世界のハラル市場へも販売を広げる。工場運営の子会社ハウスフーズ・インドネシア(仮称)を来月末に新設する。資本金は3408億ルピア(約32億3000万円)で、ハウス食品グループが全額出資する。工場は西ジャワ州ブカシ県チカランのグリーンランド工業団地(GIIC)に設ける。将来はさらなる生産体制の強化も検討しており、売上高100億円規模の事業創出を目指す。
ハウス食品は、インドネシアでは2016年に業務用カレールウ市場に参入。日本式カレーの普及拡大や中間層世帯の増加などを受けて、昨年には家庭用カレールウの販売も開始した。
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