ローソン店舗運営にデジタル技術、NECと実証実験(20年8月24日)
NECとローソンは24日、ジャカルタ近郊のローソン店舗でデジタル技術を活用した店舗運営の実証実験を行うと発表した。NECの映像分析技術とモノのインターネット(IoT)関連技術を活用。店内に設置した機器で来店客の動きなどを把握し、店舗運営の効率化につなげる。バンテン州タンゲラン市にある「グラハタミヤ店」で25日から来月末まで実施する。映像分析では、来店客の数や商品棚ごとの滞在時間などを可視化し、売上高を最大化するための施策を検証。また、レジ待ち人数なども把握して従業員に改善点を伝える。IoT技術は冷蔵庫などの電力使用状況の把握に活用。省エネにつなげる。
ローソンは2011年にインドネシアに進出し、先月末時点で71店舗を展開している。
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