花王、小規模アブラヤシ農園を支援(20年10月18日)
油脂製品を生産販売するアピカルグループ、農園運営のアジアンアグリと提携。小規模農園が抱える低生産性や貧困、劣悪な生活環境などの問題解決に向け、農園管理方法や技術の指導などを行う。実施期間は2020〜30年。スマトラ島の北スマトラ州、リアウ州、ジャンビ州で農園5000カ所、農地面積180平方キロメートルの支援を目指す。
インドネシアの農園開発では森林破壊や先住民の人権侵害、児童労働などが社会問題になっており、花王は非営利組織での活動などを通じて改善に取り組んできた。ただ、パーム果実生産量の3割を占める小規模農園には対応し切れていないため、今回の事業の実施を決めた。
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