配車のグラブ、25年までに電動車2.6万台導入へ(20年12月21日)
配車サービス大手のグラブ・インドネシアは、2025年までに電気自動車(EV)や電動バイクなどの電動車両を2万6000台導入する。既に都市部で電動バイクを中心に5000台を運用。向こう5年で5倍以上に増やす。ザ・インサイダー・ストーリーズが18日付で伝えた。同社は韓国の現代自動車や台湾の電動バイクメーカーのキムコ、地場バイクメーカーのバイアー・モーターなどと提携し、EVや電動バイク、電気自転車を5000台運用。ジャワ島やスマトラ島、バリ島、スラウェシ島の計9州に展開している。現代自とは今年1月、2025年までにEVを200万台に増やす政府目標の実現を後押しすることで合意。今年末までに現代自のEVを500台運用することを目標としている。
なおインドネシア政府は、19年の大統領令55号に基づき、30年までに温室効果ガス排出量を29%削減する方針を掲げている。
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