HVの奢侈税引き上げ、EVはゼロ%維持=財務省提案(21年3月16日)
改正案によれば、HVの奢侈増税は2段階で行う。第1段階では、プラグインハイブリッド車(PHV)の税率を現在の0%から5%に引き上げる。またマイルドHVとフルHVは現在の2〜12%のレンジから6〜12%に引き上げる。
第2段階の引き上げは、EV製造の投資実行額が5兆ルピア(約380億円)に達してから2年後、または5兆ルピアの投資案件が商業生産を開始したタイミングで実施。PHVについては8%、マイルドHVとフルHVについては10〜14%に引き上げる。なお奢侈税の引き上げは国産のHVのみに適用する。
スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は、インドネシア政府がEV製造の投資を呼びかけている一方、税制面でHVと差を付けなければEVの競争力は上がらないと、提案に至った背景を述べている。
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