消費者信頼感、2カ月連続で楽観的な見方続く(21年6月9日)
現在の経済状況に関する指数は前月を6.5ポイント上回る86.8となり、4カ月連続で上昇。項目別では、◆過去半年と比べた現在の雇用情勢に関する指数=9.4ポイント上昇の77.4◆現在の収入に関する指数=6.9ポイント上昇の95.3◆現在の耐久財の購入意欲に関する指数=3.1ポイント上昇の87.7――と、いずれも4カ月連続で前月を上回った。
一方、経済の先行きに関する指数は0.6ポイント低下の122.1。3カ月ぶりに前月を下回った。項目別では、◆向こう半年の雇用情勢に関する指数=2.4ポイント上昇の120.3◆向こう半年の収入に関する指数=1.7ポイント低下の125.0◆向こう半年の事業活動に関する指数=2.3ポイント低下の120.9――だった。
中銀は00年6月から消費者信頼感指数を集計。19年5月に最高の128.2を記録したが、その後低下した。新型コロナウイルス流行の影響で20年4月〜21年3月は100を下回って推移していた。
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