三菱地所がオフィスビル稼働、国内初案件(21年8月2日付け記事)
三菱地所は7月30日、ジャカルタ中心部で清水建設や現地企業と共同開発した高層オフィスビルが完成し、先月に稼働を開始したと発表した。三菱地所にとってインドネシアでの第1号案件となる。建物の名称は「トリニティータワー」で、地上50階建て、総延床面積14万平方メートル超。2018年に着工し、今年3月に完工した。総事業費は270億円を超える。
傘下の三菱地所設計が基本設計業務を、三菱地所プロパティマネジメントが管理に関するアドバイザリー業務を受託し、グループの総合力を生かした事業となった。基幹テナントとして、三菱 UFJ 銀行ジャカルタ支店の入居が決定。現地法人の三菱地所インドネシアも移転を予定している。
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