22年のGDP成長率4.7〜5.5%、中銀予想(21年11月25日)
国内経済は20年、新型コロナ流行を受けて22年ぶりにリセッション(景気後退)入り。21年は大幅な反動増が見込まれたが、7月にピークに達したデルタ株のまん延により期待されたよりは低調で、中銀は21年の成長率予想を従来の3.5〜4.3%から3.2〜4.0%に下方修正している。
一方、中銀は22年の経常収支がGDP比1.1〜1.9%の赤字になると予想した。21年見込みのGDP比0.5%の赤字〜0.3%の黒字から悪化する見通し。コモディティー価格が上昇したことで21年は輸出が堅調だが、22年は価格が落ち着き、収支が悪化するとみている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
写真はイメージです。