21年の歳入22%増の2千兆ルピア、コロナ前上回る(22年1月5日)
財務省は4日、2021年の歳入が2003兆1000億ルピア(約16兆1500億円)となり、前年から21.6%増加したと発表した。目標を14.9%超え、新型コロナウイルス流行前の19年の1957兆ルピアを2.4%上回った。スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は、新型コロナウイルスの変異種が相次ぎ出現する中でも経済は力強く回復し、これにより税収が増えたとしている。ジャカルタグローブが4日付で伝えた。歳入の内訳をみると、所得税などを含む直接税が1277兆5000億ルピアで、通年目標を3.9%上回った。タバコ税などの間接税は269兆ルピアで、目標を25.0%超えた。その他の収入は452兆ルピアだった。
歳出は2786兆ルピア。財政赤字は783兆7000億ルピアとなり、国内総生産(GDP)比で4.65%。20年の6.14%を大きく下回った。なお政府は歳出が目標を下回る中、21年11月から国債の新規発行を停止している。
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