マクニカと三菱商事、電動バス自動運転の実証開始(22年5月23日)
電子商社のマクニカ(本社:横浜市港北区)は20日、三菱商事と共同により、ジャカルタ近郊の都市開発事業内で小型の電気バスを用いた自動運転の実証実験を開始したと発表した。来年1月5日までオフィス街や商業施設で自動運転バスを周回させて、利便性などを検証する。国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業〜普及・実証・ビジネス化事業(SDGsビジネス支援型)〜」に採択された。ジャカルタ中心部から南西に約25キロメートルの「BSDシティー」内で事業を行う。マクニカが提供するハンドル・アクセル・ブレーキのない自動運転バス「アルマ」を使用。三菱商事は事業全体を取りまとめる。
BSDシティーは現地の不動産開発最大手シナールマス・ランドが1980年代から開発を進めてきた。全体の面積は6000万平方メートル。35万人が居住している。三菱商事は都市運営・サービス提供で協業しており、今回の実証実験は両社による都市サービスの第1弾となる。
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