JOGMECと国営石油、エネ転換の事業創出で協議(23年4月20日)
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、国営石油プルタミナとの間で、エネルギー転換とエネルギー安全保障に関する事業の創出について協議すると発表した。日本企業と緊密に連携しながら、二酸化炭素(CO2)を回収して地下に圧入・貯留する「CCS」などに関する事業創出を推進する。先週に覚書を交わした。両者は◆CCSを伴う水素・アンモニアの生産◆発電所やセメント工場など産業分野からCO2を回収・貯留する産業CCS◆生産量が減った油ガス田にCO2を圧入して原油・ガスの回収を容易にする「EOR(石油増進回収法)」――についても協議を進める。
JOGMECとプルタミナは、昨年に西ジャワ州の陸上油田で試験的なCO2圧入を開始している。
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