阪急阪神不動産、ジャカルタの商業施設取得(23年8月3日)
阪急阪神不動産は1日、西ジャカルタ市の商業施設「ネオソーホーモール」を不動産開発大手のアグン・ポドモロ・グループから取得すると発表した。昨年に取得した大型商業施設に隣接しており、一体的に運営する。現地で拡大する消費を取り込むと共に、東南アジアの賃貸事業の基盤構築を進める狙い。阪急阪神不動産は71.4%を出資し、残り28.6%を保有するアグン・ポドモロと共同で運営する。同施設はアグン・ポドモロの大規模複合開発事業「ポドモロシティー」内で2016年に完成。地上7階、地下2階建てで、延べ床面積は6万3479平方メートル、テナント数は約70に上る。昨年に取得した大規模商業施設「セントラルパークモール」(延べ床面積18万8047平方メートル、テナント数約300)や、オフィスビル、高層住宅と直結する。
ポドモロシティーはスカルノハッタ国際空港とジャカルタ中心部を結ぶ高速道路の出入口付近に立地し、商業施設、高層オフィスビル、高層住宅、ホテルなどで構成する。
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