高速鉄道が開業、中国のシステム採用(23年10月4日)
10月半ばまで運賃無料で運行する。その後の運賃は25万~35万ルピア(約2400~3400円)になる見通し。2日の開業式典に出席したジョコ大統領は「我々の公共交通機関の近代化の始まりだ」と述べた。
高速鉄道の建設は日本と中国が受注を争い、インドネシアと中国の国営企業による合弁会社インドネシア中国高速鉄道(KCIC)が2015年に受注した。中国の広域経済圏構想「一帯一路」の一環として、中国の技術や規格、設備で建設された。当初は建設コスト55億米ドル、2019年開業の予定だったが、土地収用コストの上昇、新型コロナウイルス流行による工事の遅れ、原材料費の高騰などで、建設コストは73億米ドルに膨らみ、開業時期もずれ込んだ。
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