インドモービル、シトロエンのEVを組立生産へ(24年1月28日)
自動車大手インドモービル・スクセス・インターナショナル(IMAS)は、年内にも仏シトロエンの電気自動車(EV)の組立生産を開始する方針を明らかにした。西ジャワ州の自社工場を利用し、まず、輸入販売している小型車「e-C3」を現地生産に切り替える。26日付各紙が伝えた。インドモービルは昨年に国内のシトロエンの独占代理店となり、EVなどを輸入販売している。現地生産について販売会社の幹部は、確実に年内に開始すると明言。部品の現地調達率は当初20%とし、政府の税制優遇策を受けるために将来は40%まで引き上げるとしている。
シトロエンはかつて1968年にインドネシアへ進出。75年には東ジャワ州に組立工場を立ち上げた。ただ仏プジョーによる91年の買収を経て、94年に撤退していた。一方、インドモービルはスズキや日産自動車、日野、独フォルクスワーゲンなど多くの自動車メーカーと合弁事業を手掛けている。
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