中国・奇瑞がEV発売、「オモダE5」を世界初投入(24年2月7日)
中国の中堅自動車メーカー、奇瑞汽車(チェリー)は5日、電気自動車(EV)のスポーツ多目的車(SUV)「オモダE5」を世界で初めて発売した。地場ハンダル・インドネシア・モーターの工場(西ジャワ州ブカシ県)で組立生産する。奇瑞がインドネシアでEVを生産販売するのは初めて。エンジン車のSUV「オモダ5」のEVタイプで、販売価格は4億9880万ルピア(約470万円)。最初の1000台は4億8880万ルピアの特別価格で販売する。国産化率40%以上を達成しており、付加価値税(VAT)減税など政府のEV優遇策の適用を受ける。
同モデルは容量61キロワット時(kWh)の電池を搭載。航続距離は最大505キロメートルに達する。タイとマレーシアでも近く発売する。
奇瑞は22年からハンダルの工場で、SUVのエンジン車「ティゴ7プロ」と「ティゴ8プロ」を生産している。
オモダE5(OMODA E5)
https://chery.co.id/id/models/omoda-e5
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。