NTT東日本、家庭向け光回線のWEAVEに出資(25年4月14日)
NTT東日本は11日、低価格の家庭向け光回線サービスを展開するインテグラシ・ジャリナン・エコシステム(WEAVE)に49%出資すると発表した。日本で培った経験やノウハウを生かし、WEAVEの設備構築・展開の加速化を図る。傘下でアジアのICT(情報通信技術)インフラ整備などを手掛けるNTTイーアジアのシンガポール法人を通じて、第三者割り当て増資を引き受ける。NTTイーアジアは昨年7月から既にWEAVEへの技術支援を行っていた。
WEAVEは通信インフラ会社ソルシ・シネルギ・デジタル(SURGE)の傘下で2018年に設立された。資本金は約69億円。ジャワ島内の鉄道沿線に保有する光中継網を活用し、月額約1000円の低価格で約20万世帯の顧客にサービスを提供している。今後は通信基盤をさらに拡大し、最大4000万世帯へのサービス提供を目指す。
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