ロッテのチョコパイ第2工場が完成、生産能力を倍増(25年7月9日)
ロッテは9日、ジャカルタ東郊で主力商品「チョコパイ」の第2工場が完成し、来月に生産を開始すると発表した。投資額は約78億円。インドネシアでは今後さらなる需要拡大が見込まれるため、既存工場と合わせた生産能力を約2倍に増強した。現地法人のロッテインドネシアが西ジャワ州ブカシ県に構える既存工場の敷地内に設けた。第2工場の延べ床面積は2万2408平方メートル。屋上には出力726キロワット(kW)の太陽光発電設備を導入し、二酸化炭素(CO2)排出量を年580トン削減できると見込む。
同社は1993年にインドネシアに進出し、まずはガムの製造販売を開始。チョコパイの製造販売は2013年から手掛けており、同国のソフトケーキ市場でシェア首位となっている。
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