南海プライウッド、東ジャワで第3工場稼働(25年10月12日)
同州ルマジャンの第2工場が2021年12月の火山噴火で被災したことをきっかけに、820万米ドルを投じて第3工場を新設。今月1日に集成材の生産ラインを稼働させた。今後は体制が整い次第、特殊加工で強度を向上させた新製品のファルカタ材合板と、単板積層材(LVL)の生産を開始する。当初1年間の生産目標は、集成材が月2000立方メートル、合板・LVLが同1000立方メートルとしている。
現地法人の南海インドネシアが操業する。第3工場の敷地面積は6万平方メートル、延べ床面積は工場棟が7000平方メートル、倉庫棟が800平方メートル。今月1日時点で151人の従業員を擁しており、フル稼働時は約400人に増員する。
同法人は2000年設立。同州グレシクに本社工場を持つ。ルマジャンの第2工場は、十数キロ離れたスメル火山の噴火で集成材の生産能力を3割超失った。
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